久々の投稿になります。

先日帝国データバンク様の取材を受け、週刊帝国ニュースで取り上げていただき、
おかげさまで大変反響をいただいております。

内容は以下の通り ＊原文のまま

　　外食業界の競争は依然として激しい。店舗の入れ替わりも頻繁に行われることが多く、
概知のお店が知らぬ間に違うお店へと変わっていた、などと言うことも珍しくない。
今回は、そんな店舗の内装工事を手がけている富士見市の（株）ツチヤ建工を紹介する。

当社は2010年(平成22年) 3月の設立。現代表の土屋 浩之氏が個人で営業始めたのは、
その3年前の2007年(平成19年)の2月。今年は創業10周年の節目の年となる。
「以前は内装材の問屋に勤めていて、販売だけでなく施工にも携わっていました」と当時を振り返る社長。
その後、一念発起して内装工事業を起こしたと言う。

当社の特徴は店舗内装、それも、居酒屋店舗の内装工事を多く手がけているところ。
「大手居酒屋チェーン様より多くの依頼をいただいております」(社長)
と言うように、繁華街でよく見かけるあの有名なお店の内装工事を手がける現場は関東甲信越と
東北、東海地方の一部まで行くこともあり、埼玉から遠く離れた店舗まで任されることからも、
顧客との信頼関係の深さがうかがわれる。

居酒屋チェーンは、自社で何種類かの業態(店舗)を有する。
「Aと言う店舗からBと言う店舗へ。こうした変更に伴い、内装をリニューアルするのが私たちの仕事です」(社長)。
業態変更では、それこそ店内の雰囲気を”ガラッと!”一新する必要がある。
そのための引き出し(コンテンツ)の多さが、工事業者としての腕の見せ所となる。
当社では、設計の段階からいろいろな企画を提案するケースもあると言う。
それぞれの店にはそれぞれの”意味”がある、というのが社長の考え。
リニューアルに当たっても、イメージ、雰囲気、見栄え、使い勝手等々。
幅広くその店の”意味”を演出させるべく、これまでの実績で培ってきたプランを提案する。
その際大事なのが「エンドユーザーさんの立場に立って」と言う姿勢。
顧客目線は実際に飲食を楽しむお客さんの方にも向いていると言うことだ。

仕事の中心は居酒屋店舗であるが、他にもファミリーレストランや寿司屋といった飲食店、
ドラッグストアなど、店舗については幅広く手がけている。さらに、住宅の内装、修繕工事も手がけており、
「店舗の閑散期を住宅で補う」(社長)ことでバランスを保っている。
近年、産業廃棄物収集運搬の許可を取得。店舗リニューアルに際し造作物の解体も請けるようになったことで売り上げも伸びてきた。
今後は、店舗の解体から新店改装まで一手に請け負う体制を構築し、少しずつでも業容の拡大を目指していきたいとしている。